同僚インタビュー
勤務医からのメッセージ

【氏名】
【役職】
【経歴】
- 昭和34年 広島県広島市生まれ
- 昭和60年 埼玉医科大学医学部を卒業
- 平成2年 広島大学大学院医学系研究科修了
- 平成10年 瀬野川病院等勤務
- 平成30年 呉みどりヶ丘病院勤務、現在に至る

【当院について/当院で働く魅力】
当院は精神科の中でもアルコール依存症治療をメインとした特殊な施設です。
アルコール依存は何らかの理由で飲酒コントロールができなくなることが原因ですが、そのコントロールは治すことができないと言われています。そのため、他の臨床の「治療」とは違ったアプローチが必要で「こころの回復」「生き方の回復」「人生の回復」を目指していきます。医学的モデルからは少し外れているものかもしれませんが、回復し社会復帰できた方からのお礼やその知らせがくると本当に嬉しいですね。
私が当院に入職した理由は3つです。
依存症治療という特異性に興味を持ったこと
依存症治療に対する回復過程が最後までしっかりと見れるところ
労働条件、労働環境が良かったこと(当直無し、落ち着いた勤務)
良い環境で仕事ができていますので当院に入職できて良かったと思います。
看護部からのメッセージ
私たち、看護部の看護理念は「思いやり」 です。
アルコール依存症は、長い時間をかけて 「心」と「身体」をむしばんでいきます。 この病気から回復していくためには、「心」と「身体」の両面へアプローチしていく支援が必要不可欠だと思っています。
温もりのある、患者様との「心と心のかかわり」を大切にして、安全で安心な看護の提供を心がけていきます。できる限り患者様の苦痛に寄り添い、その苦痛を軽減できるように支援していく質の高い看護を提供するとともに、多職種のスタッフと協働し「チーム医療」を推進していきたいと考えています。そして、患者様やご家族、地域のみなさまの支援に尽力し、「開かれた病院」を目指していきます。
メディカルスタッフからのメッセージ
- 管理栄養士/向原 佳菜子
- 精神保健福祉士/主任/末政 悠子
- 歯科衛生士/中森 千晶
- 精神保健福祉士/五百竹 亮丞
- 作業療法士/稲森 佑慈 ※左から
当院では「チーム医療」を常に意識し、多職種での支援を心がけています。「アルコール関連問題」ということばがあるとおり、当院で治療を受けられている患者様・そのご家族様の多くが、アルコールによる様々な問題を抱えておられ、それらは、身体的、精神的な問題に加え、社会的な問題、つまり生活や人間関係全般においての問題など、とても多岐に渡っています。
患者様を“一人の人間として、一人の生活を営む人”として捉え、これらの問題一つ一つと向き合っていくことこそが、より良い治療・支援、その先にある依存症からの回復、につながると考えています。そのために、従来のメディカルスタッフに加え、コメディカルスタッフも共に、それぞれの専門性を活かしながら、多角的な視点を持って協働し、治療・支援にあたることを実践しています。
つづいて