啓発活動に関するお知らせ

アルコール依存症は予防できますか?

    アルコール依存症は、アルコールという依存性物質を摂取し続けることによっておこる脳の病気です。長期間にわたる多量飲酒によってアルコール依存症を発症する可能性は高まります。たとえ少量であっても、飲酒者であればアルコール依存症へ移行する可能性は否定できません。
    それでは、お酒を飲む人はすべてアルコール依存症になるのでしょうか?
    そうとも言い切れません。アルコールの正しい知識を身に着け、適度な量を守ることでアルコール依存症は予防できるのです。
    お酒は市民の生活に豊かさとうるおいを与えるものであり、わが国では酒類に関する伝統と文化が市民に深く浸透しています。しかし、アルコールの危険性は社会に十分に理解されているとは言えません。よって、アルコールに対する啓発活動がアルコール依存症を予防する事にもつながると考えています。
    当院は、その啓発・予防につなげることのできるアプローチ方法やノウハウを数多く有しています。ぜひとも当院を活用して頂き、アルコール依存症の予防に役立ててもらえればと思います。

当院が地域で実施できること

減酒パンフレットを用いた健康相談[アルコール手帳]
    (アルコール依存症を理解しやすいように作成したパンフレット。直接記入できるワークブックも兼ねており、この一冊で自らのお酒の問題に気付くことも狙い構成。)
ASK依存症予防教育アドバイザーによる講義(アルコール・薬物・ギャンブルなど)
    (依存症全般における正しい知識・依存症へのプロセスと回復・ライフスキルに関する講義。)
ASK飲酒運転予防インストラクターによる講義
    (飲酒運転の防止策としての教育や、職場の実態や飲酒者の心理を考慮したアプローチに関する講義。)
アルコール依存症に関連した講義(当事者・家族・医療従事者・学校関連など)
    (アルコール依存症、再飲酒を防ぐための対処方法などに関する講義。)
お問い合わせ先
    医療法人正雄会 呉みどりヶ丘病院
    〒737-0001 広島市呉市阿賀北1丁目15-45
    担当:啓発活動プロジェクト 土岡・田中
    ℡(0823)72-6111 FAX(0823)72-6125
    Mail m.tanaka@kuremidorigaoka.com

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