ギャンブル依存症とは
ギャンブル依存症(ギャンブル障がい)とは、ギャンブル(パチンコ、スロットマシン、競馬、競輪、競艇など)への欲求が病的に強くなり、意志の力でコントロールできなくなった状態のことを言います。
あなたは、ギャンブルのことで困っていませんか?
もしくは、周囲の方からギャンブルのことを指摘されたことはありませんか?
下記の設問で2項目以上当てはまる方は、ギャンブルの問題について、支援が必要な可能性があります。
- □ ギャンブルで負けた時、負けた分を取り戻すために、またギャンブルをしたことがある。
- □ 自分に賭け事やギャンブルの問題があると思ったことがあるか、その問題を人から指摘されたことがある。
- □ お金の使い方について、同居していた人と口論となった原因が、主に自分のギャンブルだったことがある。
- □ 誰かからお金を借りたのに、ギャンブルのために返せなくなったことがある。
- □ ギャンブルのためか、ギャンブルによる借金を返すために、下記のいずれかからお金を借りたことがある。(家計、サラ金・闇金、銀行・ローン会社)
ご自身や、ご家族に思い当たる方がおられたら、一度チェックしてみてください。
- ギャンブルしたいという強い衝動が起こる。(渇望)
- その衝動を抑えられない。(制御困難)
- 次第に賭け金が増えたり、よりリスクの大きい方に賭ける。(耐性)
- 経済的、社会的な不利益や家庭生活上の問題が起ることが分かっていてもギャンブルを止められない。(コントロール喪失)
- 後悔するが、ギャンブルやそれにともなう問題(借金、嘘、仕事や家庭における役割の怠慢等)を繰り返す。(反復)
ギャンブル問題の本質は、自分の意志の力でギャンブルを止めることが出来ない「コントロール障がい」になっていることです。多くの場合、当事者はギャンブルを「止めたい気持ち」と「続けたい気持ち」の間で苦しんでいます。